りょーうん先生、幕末の幕臣に挑む!
■開催日
6/10(土)
Open:18:00〜23:00
19:00〜プレゼンスタート
木戸銭(ワンドリンク付)
【事前予約】3,500円
【当日】4,000円
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山本常朝の『葉隠』に端を発する「武士道」。
この思想を世界に広めたのは新渡戸稲造の『Bushido:The Soul of Japan』ですが、体現者というと、私は幕末の山岡鉄舟を連想します。質実剛健、公平無私といった印象の強い彼は、幕末に至誠をもって薩摩の西郷隆盛を説き伏せ、江戸を戦火から救った立役者です。
ただ多くの偉人がそうであるように、鉄舟もまた最初から古武士の風格を持つ偉人だった訳では無さそうです。
同時代人の幕臣・勝海舟が「愚直」と称したように、鉄舟は生まれ持った才幹のみで名を成した訳ではなく、弛まぬ鍛錬の末に人格を形成していった努力の人でした。自らを誇ることなく、日記等も遺さなかった鉄舟の事績は多くの偽書に埋もれがちですが、幸いなことに晩年の彼に接したお弟子さんの回顧録が遺されています。
しかもこのお弟子さん、師匠の偉大さを伝えようとするあまり周囲から伝え聞いた若き日の鉄舟のしくじり等も数多く回顧録に記載。結果、この資料からは古武士の風格を持つ偉人ではなく、天然で不器用だけれど、ひたむきで一途なサムライの姿が見えてきます。
多くの幕末の志士が「日本の為」と大上段に構えて奔走するなか、酒に失敗し、色事に惑い、縁ある人々を救わんと走り続けた求道者・山岡鉄舟の生涯を笑いとしんみりを織り交ぜてお届けします。
歴史初心者の方、初めての方、歓迎します。
レキシズル古参の常連。バーでの数寄語り、レキシズルバーSPでコツコツと一歩ずつ経験を積み、レキシズルの土台を長く支えている人物。年末の祭典、れきしことば2019では3度目の出場で初の決勝に進み、TERAKOYAの榎本先生を破るジャイアントキリングを起こした。人柄あふれるやさしい語り口でファンも多い。講談風の佇まいを模索しながら、彼独自の歴史プレゼンを構築している。
「TERAKOYAってどんな感じ?」がわかる記事
http://bit.ly/2LdoUuF
■場所
レキシズルスペース
東京都千代田区神田駿河台3-3 イヴビル3F
(株)渡部商店オフィスの中にあります。
地図:http://www.nabesho.net/gaiyou/map.html
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